関西大学博物館は、関西大学千里山キャンパスにあります。
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土日祝日:休館
開館時間:10時~16時(入館は15:30まで)
※特別展は変更有り
無料 |
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登録有形文化財(建造物)の簡文館の2階にあります
元々は図書館として1928年建設・1955年増築
関西大学に現存する建物のなかでは最古 |
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末永雅雄博士設立の考古学資料室が前身とのこと
藤ノ木古墳の復元石棺が埃まみれで置いてありました |
平成25年度企画展「名刀にかける 刀匠 河内國平作刀展」(7/20終了)
が最終日だったので見に行きました(撮影不可)。
日本刀に特に興味がある訳ではないのですが、河内國平さんは古代刀の
復元(七支刀や藤ノ木古墳出土大刀等)をされている方です。
関西大学在学時代から考古学の末永雅雄名誉教授に師事されていた縁で
復元研究されていたということで(ご自身は法学部;)、成程と納得しました。
刀匠としては二人の人間国宝から「相州伝」と「備前伝」を会得したという
今までの常識では有り得ない、すごい方です。
無料でたっぷり鉄刀の作り方のビデオを見せていただきました。
日本刀は非実用品で、でも武器で・・・ただただ凄味のある美しさです。
常設展もあります(こちらは撮影可)。
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入ってすぐに展示されている
末永政雄博士復元の古墳時代の甲冑
(パンフレットに載ってるのと違うけどなんでやろ?) |
出土地不明のものが多いのは、昔から考古学の研究を
されていた大学、ということなんでしょうかね~。
寄贈品も多いようです。
古墳の棺からの石枕はリアルに見応えがあります。
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奈良県天理市渋谷出土の碧玉製の石枕(重要文化財)
外縁に鋸歯文、側面には縦に線刻有り(後世に改変の可能性有)
景行天皇陵古墳からの出土の伝承有り |
博物館を出た所に、美術陶板による高松塚古墳石室壁画の
再現展示室があります。
高松塚古墳の発掘は、末永博士が指導なさったそうです。
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右が博物館
左の温室のようなのが復元室
今の時期はめっちゃ暑い; |
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目の高さに合わせて復元してあります |
関西大学千里山キャンパスは、阪急関大前駅から約10分歩き、
大学の門をくぐってからさらに5分程歩くと博物館に辿り着きます。
キャンパスの建物はみんな立派できれいです。
むかーし来た時のことが全く思い出せません。
大学名が駅名になってるくらいなので駅の真ん前かと思っていると
ずーっと登り道なので、この暑い中ではこたえます;
その名の通り千里山です。
その代わり、帰りは早くてラクです。
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