外山茶臼山古墳(桜井茶臼山古墳)(国史跡)に寄りました。
前方部 右端に説明板あり |
4世紀でも早い段階の柄鏡形の前方後円墳(全長207m)で
初期ヤマト政権の大王の墓ではと言われています。
古くから盗掘を受けていたと思われますが、平成21年の調査では
竪穴式石室は貴重な水銀朱が200kgも塗られ、天井石はベンガラ
を練りこんで赤色にした粘土で覆い、石室の真上部分では前例の
ない「丸太垣」が囲んでいたとみられます。
後円部からは茶臼山型二重口縁壺と呼ばれる土師器が出土し、
その他国内最多の81面分の鏡や碧玉製玉杖・玉葉、多量の
柳葉式鉄鏃が出土しています。
「是」という文字のあった鏡の破片は、群馬県高崎市の蟹沢古墳
出土の鏡と同型だということがわかっています。
ざっと自分の覚え書きのように並べましたが、色々すごい古墳で
これからも調べれば調べる程色んなことがありそうです。
(こちらを参考にしました)
古墳東側の排水路みたいな道を通って後円部へ 柵が開けてあるので一段目?に入れます 前方部は二段、後円部は三段築成 |
住宅街の方から見上げた後円部 丘陵を利用して作ったのがわかります |
近鉄桜井市駅から徒歩約15分。
車の場合は前方部側の道沿いにならちょっと車が
停めれそうかなと思います。
後円部側は住宅街で開けた感じですが、古墳東側
の道は、地図では道に見えましたが排水路みたいで
とても陰気でした・・・雨の朝だからかな;
より大きな地図で 外山茶臼山古墳 を表示
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