史遊会の古代史教室見学「淡輪の二つの巨大古墳」
で淡輪(岬町)に行きました。
10時半に南海淡輪駅集合。
大阪と言っても、すぐ和歌山なのではるばる
来たなあという感じです。
無人駅です |
宇土墓古墳の陪塚 駅の改札を出て右を見るとあります |
まずは宇土墓古墳。
駅の南側に5分も行けばあります。
別名淡輪ニサンザイ古墳とも呼ばれ、第11代垂仁天皇の
第二皇子であり、第12代景行天皇の兄の五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)
の墓として宮内庁が管理していますが、古墳の築造は垂仁朝の
4世紀代より新しい5世紀後半で、紀小弓宿禰(きのこゆみのすくね)の
墓とも言われています。
陪塚は7基あったうちの5基が現存しているとのこと。
5世紀後半 三段築成の前方後円墳(全長175m) |
拝所 |
線路を挟んで陪塚二つ 左側のが駅の改札から見えたもの |
陪塚 |
宇土墓古墳から西陵古墳のある南へ歩いている途中に
西小山古墳があります。
看板など全く無いですし、言われないとただの草が多い所
にしか見えない・・・
50m程の円墳か?としかわかっていないそうです |
西陵(さいりょう)古墳
5世紀中頃に築造された全長205mの前方後円墳で
全国でも28番目の大きさです(国史跡)。
三段築成 葺石・円筒埴輪列・長持形石棺の存在確認有り 北側に2基の陪塚とされる円墳有り |
船守神社
樹齢700年とも言われる大阪府天然記念物のクスノキ |
一説には紀貫之が建てたとか・・ |
遊園地である、みさき公園裏の海岸で昼食。
お昼からは海に沿って深日(ふけ)まで歩きます。
天気が良ければ眺めも良かったんでしょうが、
4月にしてはかなり寒い曇天・・・;
雨が降って着た為、一旦深日町駅で解散。
行きたい人だけ国玉神社へ。
この地域で唯一の式内社です。
称徳天皇の行宮跡の碑。
本殿のある方へ上がらずに少し歩くと
あります。
雨の中約7kmの行程お疲れ様でした。
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