伝承を持つ神社です。
堺市指定有形文化財 式内社(平安時代の延喜式に記載がある神社のこと) |
天兒屋根命を祖とする中臣氏の一族が、奈良時代に菅生朝臣の姓を賜って
氏神を祀ったのが始まりらしい。
『新抄格勅符抄』※に、「天平宝字八年(759)河内国菅生神充封一戸」という記載が
あることから、8世紀半ばには創建されていたと思われる。
源平合戦で菅生氏は平家方についた為神社は荒廃し、再興の為に境内の菅沢から
菅原道真が生誕したという説を唱えて天神を勧請し、菅生天満宮となったという。
うーん・・・あまり道真とは関係ないかも・・・菅しか合ってないし・・・;;
ともあれ、神社は数年前に建て替えられて、立派です。
※『新抄格勅符抄』 (しんしょうきゃくちょくふしょう)は、平安時代に書かれた法制書。全1巻。
祭神:菅原道真・天兒屋根命 |
天満宮といえば梅 |
座牛像 |
天満宮に坐るった牛の像が多く有るのは何故かと思っていましたら
ちょうどテレビでやっていて、道真が亡くなって遺体を運んでいた牛車の
牛が急にうずくまって動かなくなり、そこへ道真の墓を作ったということです。
その場所が今の大宰府天満宮だそうで、そういう逸話が天満宮に
坐った牛像がある由縁らしい。
牛や道真を慕って京都から大宰府に飛んできた梅の木(飛梅)など
道真には様々な伝説があるなあ;
道真が現れたという菅沢? |
この神社はかなり不便な所にありまして、南海北野田駅から
徒歩なら30分はかかりそうです。
近鉄バス停留所「菅生神社前」がありますが、おそらく1時間に
1,2本程度の運行と思われます。
駐車場は神社の西側にあります。
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