公園として整備されています |
土塔は、奈良時代の高僧・行基らによって作られた
十三重の土と瓦で築かれた塔です。
727年に行基四十九院の一つとして建てられた
大野寺の塔として築かれたとのこと。
それを復元整備してあります。
類例に頭塔(奈良市)があると言われますが、写真
でしか見たことがないですが、雰囲気はかなり違う
ものの、他に似たものは知られていません。
瓦がたくさん(推定約6万枚)使われていますが、
その瓦に寄進者の名前などが刻まれているものが
多くあるので、まさにたくさんの人が行基と共に作った
塔という感じです。
行基は東大寺の創建に尽力したことで有名ですが
行基オリジナルとも言えそうなこの土塔を見ると、
偉い人やったんやなあと思います。
一辺53.1メートル(180尺) |
遺構を再現した部分 |
東側 |
シンポジウムなどの特別な時には、上まで登れる
機会があるようです。
一度登りましたが、見晴らしが良かったです。
一番上は円形の基壇があり、多宝塔の上層部の
ような建物があったのではと推定されていて、
復元模型には作られています。
復元模型と後ろに見えるのが大野寺 左端に少し見えるのが中世の溝跡 |
ちなみに駐車場は、東側の墓地の駐車場が
土塔見学には使用できます。
最寄駅の泉北高速鉄道深井駅からは徒歩約15分です。
ぜにや
土塔から北方向へ徒歩で5分程のところにある堺では知る人も多い
「手打ちうどん どとう ぜにや」。
普通の家をお店にされているので、かなりわかりずらい所にありますが
かなり色々なメディアにも出ているお店なので、さほど探すのは苦労は
ないと思います。
駐車場はありますが、大きな車で運転に自信の無い人は歩いて来ましょう。
目印は土塔のバス停の道向かいに、細長いぜにやの看板がある所を
え、ここ?という感じですが、曲がります。
お店の入口を通り過ぎてすぐに駐車場があります。
土曜日は大概行列が出来ています(日曜日はお休み。他月曜日や臨時休業も
有り)。
順番を書いたりする紙は無いので、入口の張り紙に従って並びましょう。
ここはうどん屋さんですが天ぷらも美味しいので、冷たいぶっかけが
お薦めです。
でも、寒い中並ぶとその決意は毎回果たされないのでした・・・
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