2013年3月12日火曜日

池上曽根遺跡・弥生文化博物館

池上曽根遺跡は、弥生時代(約600年間)を
通じて営まれた、日本でも最大級の集落遺跡
です(国指定史跡)(和泉市・泉大津市)。


復元された高床式建物




中心部を囲んでいた環濠より
右手奥が池上曽根弥生情報館
ここで先にパンフレット貰えば良かった・・・
 




高床式建物の床下

この建物の柱が年輪年代測定法により
紀元前52年に伐採されたことが判明
しています。


高床式建物の内部が見れます




高床式建物内部
 



手前の小さな屋根の下が刳り抜き井戸

この井戸は直径2mもあるクスノキの巨木を
刳り抜いたもの(弥生時代中期)の復元です。




復元された竪穴式住居




あとで調べてシマッタ見落とした・・・ということが
しばしばありますが、この遺跡ではイイダコの蛸壺
が埋められているというのが面白いです。
そんなに海に近い訳ではないし・・・何でかな~?

自分の不勉強で見落としているので言い訳なの
ですが、何だかこの遺跡は復元のものの傷みが
ひどいように見えます・・・

以前来た時には高床式建物の周りなどを囲む柵
などはなかったように思います。
自然素材だし、壊れやすいのかな。
何だか荒れた印象が拭えません。

私が10年ほど前に最初にここへ来た時は、前日に
フリーマーケットなどのイベントがあったらしく、
ブルドーザーがゴミを掻き集めながら走り回るのを
啞然と見ていた思い出があります。

遺跡の活用としてフリーマーケットなどのイベントは
人が集まって、遺跡を知って貰う良い機会だと思い
ますが、当日撤収せずに遺跡をゴミまみれにして、
遺跡を見に来た人間をドン引かせるのは本末転倒
だと思いました。

そういう記憶があるせいか、私がこの遺跡公園を
見る目は少し冷やかです・・・

高床式建物についている階段、せめて茶色とかに
色を塗ってみるとかはどうでしょうかね~






大阪府立弥生文化博物館



弥生文化博物館は、池上曽根遺跡の南側にあります。
少し目立たない感じですが、池上曽根遺跡だけでなく
弥生時代全般をメインにした博物館です。




JR信太山駅から徒歩約10分




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