白髪山古墳(清寧天皇陵古墳)は、古市古墳群の南端に近い所
にあります。
第22代清寧天皇の河内坂門原陵に治定されている 前方後円墳(全長:115m) 6世紀前半頃 二段築成(後円部に横穴式石室の存在が推定される) 北側造出し有り |
前方部両端に水量調節用の土手有り 二重目の濠が確認されている 中央奥に前の山古墳(日本武尊白鳥陵↑古墳)が見える |
小白髪山古墳は、白髪山(清寧天皇陵)古墳の東側(後円部側)から
約30mの間隔をおいて築かれています。
前方後円墳(全長:46m) 6世紀前半頃 盾形の周濠(約12m)が推定される |
外環状線を挟んでいるので、近くの横断歩道か歩道橋を
渡らなければならないので見えている割には近くはないですが、
主軸を共有していることと、両古墳から出土した円筒埴輪の
特徴がよく似ていることから、主墳と陪塚の関係があると思われます。
よく陪塚に指定されているもので、こんなに遠いのに?とか
こんなに大きいのに?とか思うものがありますが、これはまず
間違いなさそうな陪塚と思われます。
右端の山が白髪山(清寧天皇陵)古墳 ↑ |
近鉄古市駅から西へ小白髪山古墳は徒歩約10分、
白髪山(清寧天皇陵)古墳はさらに5分。
どちらの古墳も住宅に囲まれているので、車はお薦めできません。
特に白髪山(清寧天皇陵)古墳は拝所の前に駐車スペースはありますが
開放されてないと思いますので(私が行った時はチェーンがかかっていました)
徒歩が無難だと思います。
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