丹比氏の神社と氏寺と思われる所があります。
丹比(たんぴ)神社
式内社 御祭神:火明命・瑞歯別命 |
この辺りは第18代反正天皇の河内丹比宮の伝承地で、反正天皇の御名代の制
による丹比部として設置された地域を統括した丹比連の祖神を祀ったのが創建と
思われます。
反正天皇(多遅比端歯別(たじひのみずはわけのみこと))の産湯井戸伝承があります。
鳥居の向かって左側に2台分だけ駐車場があります 駐車場はぐるっとまわって境内にもとめれます |
拝殿 |
神社から東へ長くのびる参道の鳥居 東向きに建てられているのは珍しいそうです |
丹比神社から少し東に丹比廃寺(たんぴはいじ)塔跡があります。
この地に弘法大師にょり開創された徳泉寺という寺院があったと
されていましたが、それより以前の7世紀後半の軒丸瓦、塔心礎・礎石
などが見つかっていました。
平成20年の発掘調査で、版築を伴う塔基壇である可能性が大きくなり
丹比(たじひ)氏が建立した白鳳寺院と考えられます。
大阪府指定史跡 コンクリートで覆われています |
心礎や礎石があります 元の位置からは動かされています |
心礎 かなり色あせてしまった説明板があります ↑ |
心礎 |
塔跡と市道を挟んで同様にコンクリートで覆われた基壇状の高まり
があって、丹比廃寺と関係があるとは思われますが、金堂や講堂
などは一切不明です。
市道をはさんで南北に基壇状高まりが残る 右(南)が塔跡 |
北側の基壇状高まり 南北の基壇状高まりの高さは約1.2m |
道もそれほど広くないので、ちょっと広い所にとめるくらい
しかできませんが、車で来ないととても不便な所です。
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