学芸講座「ニサンザイ古墳の調査成果について」
がありました。
大仙公園内にあります |
堺市博物館 シンプルビューティーな建物です |
ロビーでニサンザイ古墳発掘調査速報展もしています |
速報展展示の模型 ニサンザイ古墳の後円部と堤をつないでいた構造物の復元模型 |
この模型の元となる発掘の話など
へえ~という話が聞けておもしろかったです。
今年度も土師ニサンザイ古墳の調査はされるとのことです。
報告会は地下の視聴覚室でありましたが 地下には遊びの空間もあります・・・ |
3時半。再び歩き始めました。
博物館から東のJR百舌鳥駅方面へ向かって歩きます。
収塚古墳
5世紀仲~後半 帆立貝形前方後円墳(61m) |
国指定史跡 宮内庁から陪塚指定されていないが陪塚と考えられる |
駅の手前の踏切を渡らずに右へ行くとすぐの
交番の横にあるのが長塚古墳。
陪塚を従えていることから独立した古墳と考えられ
これも陪塚ではないとされる古墳です。
国史跡 前方後円墳(全長102m) 造出し有り 5世紀中~後半 竹内宿禰の墓の伝承有り |
JRの踏切を渡って左を曲ると少し大きな道へ当たります。
そのまま北方向へ歩いてライフ百舌鳥店の第2駐車場の方へ曲り
そのまままっすぐ行くと写真のマンションのすぐ横にあるのが
坊主山古墳。
陪塚で一番離れている感じです。
何だかちょっと荒れた感じです。
円墳(現存径約10m、復元径約40m) |
宮内庁り号飛地 |
ライフ百舌鳥店の横の駐車場にあるのが
鏡塚古墳。
写真を撮ってると警備員のおじさんに
胡散臭そうに見られてる気がしますが、
説明板も立っています。
円墳(径26m、現存15m) |
右側はJR線路 |
ライフの駐車場からJRの線路を渡り、
大仙古墳の周濠を北へ歩くとあるのが
塚廻古墳。
この古墳の周濠跡も道路のタイルで分かる
ようになっていると後で知りました;
駐車場横 説明板なし 国史跡 円墳(径32m) 帆立貝形前方後円墳の可能性有り |
やがて周濠一周して、お昼と同じ場所へ帰って来ました。
大仙古墳一周2850m。
4時。
まだ元気と時間があれば、田出井山古墳(反正陵古墳)の方へ廻って
堺東へ行きたいところですが、ちょっと時間がないので南海三国ヶ丘駅
から電車に乗りました。
なお、大仙古墳の陪塚は、今は消滅してしまった
・一本松古墳(円墳)
・鼬塚古墳(帆立貝形前方後円墳?)
・百舌鳥夕雲町1号墳(方墳?)
を併せて19基あったとされますが、
・古墳かどうか不明の 樋の谷古墳、
・独立した古墳と思われる 永山古墳・長塚古墳
・少し離れすぎている 坊主山古墳・一本松古墳
の5基を除いた14基と考えられています。
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