2013年6月29日土曜日

百舌鳥古墳群4~御廟表塚古墳

御廟表塚(ごびょうおもてづか)古墳は南海中百舌鳥駅から
徒歩5分位の、西高野街道沿いにあります。





築地塀に沿って奥に行きます
 



突当りにあるのはクスノキ
ここ筒井邸の屋敷林は堺市指定保存樹林となっている



樹齢800~1000年の百舌鳥のくす (大阪府指定天然記念物)
左は筒井邸

















説明板によれば、生命力の強いクスノキは、戦国時代に戦火にあっても
家の境界がすぐわかるように鬼門や玄関前などに植えられたそうです。

古墳が出来て800年くらいしてクスノキが生えて、お屋敷ができて、今に至る・・・
ここは良い場所だったのでしょうか?

古墳のそばにお屋敷を作るということは、ずっとこの辺りの方だったのでしょうか?


御廟表塚古墳は百舌鳥古墳群の中ではちょっと他の古墳よりは離れていて
独立している古墳です。

情報も少なく、名前の由来もわかりませんが、大王墓とかそういうはでやかな
感じではないですが、ちょっと気になる古墳です。



突当り右にある御廟表塚古墳
帆立貝式古墳(全長:75m) 5世紀後半頃
濠と円筒埴輪・朝顔形埴輪・形象埴輪などが出土している



前方部はなくなっている




堺市が緑の広場として整備しているとのことで
自由に登れるが墳頂には見事に何もない



南より見る
 







より大きな地図で 御廟表塚古墳 を表示

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