2013年7月8日月曜日

念仏寺山古墳(開化天皇陵古墳)

とても暑かった日曜日に奈良へ行きました。

近鉄奈良駅から徒歩10分もかからない所にある
念仏寺山古墳(開化天皇陵古墳)

いつも帰りに寄ろうと思っては行かず仕舞いなので
今回は先に訪れました。
 
三条通りに面したホテルフジタの西隣に参道入口がある


第九代開化天皇 春日率川坂上陵
真新しい看板・・・
 








拝所
前方後円墳(全長:約100m)


墳丘上には江戸時代まで念佛寺があり、墓地としても利用されていたのが
幕末に天皇陵の体裁に整えるのを機に念佛寺は東側に移転し、墳丘も
一回り小さくなったらしいです。

2008年に鳥居の建て替えに伴う発掘調査で、5世紀頃の蓋(きぬがさ)形埴輪
の破片が1点出土したとのことで、古墳があったのはあったらしいです。

多分最も繁華街に近い所にある天皇陵ではと思われます。
周りに住宅やお寺などが取り囲んでいて、拝所から以外ほんとによく見えない
古墳でした。




念仏寺 創建は江戸時代初期
塀の向こうは後円部墳丘


開化天皇は実在も疑われていますが、開化天皇の子で次の
第十代崇神天皇からは実在が確実視されているので、開化天皇は
父としては実在の人物で、天皇ではなかったということなのかな?

ここに天皇陵がぽつっとあるのも不思議で面白いです。

JR奈良駅からも徒歩約10分。
駐車場はありません。




より大きな地図で 念仏寺山古墳 を表示

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