2013年3月31日日曜日

古市古墳群2~ボケ山古墳(仁賢天皇陵古墳)・野々上古墳

ボケ山古墳(仁賢天皇陵古墳)



ボケ山古墳(仁賢天皇陵古墳)は、第24代仁賢天皇の
埴生坂本陵に比定されている古墳です。

ボケ山・・・と思いましたら、仁賢天皇の名前が億計(おけ)
だったことからボケになったのだということで、この古墳が
仁賢陵になったそうで。

ものは言い様と取るか、言い伝えというのはすごいとなるか
いつかわかるのかなあ・・・



参道入口

拝所

 

 

野々上古墳


仁賢陵の陪塚として、宮内庁が管理しています。
何の看板もありませんが、宮内庁と書いてあるので
野々上古墳でしょう・・・



 

野々上埴輪窯跡


仁賢陵の埴輪などを焼いた窯跡と思われます。


仁賢陵と野々上古墳の間くらいにあります





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2013年3月30日土曜日

古市古墳群1~青山古墳

青山古墳


3月上旬のことになりますが、
古市古墳群・青山古墳へ行きました。




公園に説明板があります

青山古墳は、5世紀の円墳です。

青山古墳群、すぐ南の軽里古墳群と共に、
古市古墳群の大古墳を作った氏族の墓と
みられます。

近鉄古市駅から西へ徒歩約10分。


 
 
カモが結構います



軽里4号墳説明板



三井住友銀行白鳥支店の斜め道向かい位に立っています
気を付けてないと見逃しそうです


古市大溝説明板


三井住友銀行からイズミヤへ行く交差点にあります




古市大溝があったイズミヤ古市店の臨時駐車場の辺り


翠鳥園遺跡


新石器時代の遺跡です。


イズミヤ古市店の駐車場のすぐ東側



  
 



古市古墳群の始まりの1が青山古墳ですが、
私が古市古墳群を一通り巡り終わったのが
ちょうどこの青山古墳です。

これからもう一度ぼちぼち巡って行こうと
思います。




 

カフェ マチュカ



イズミヤ辺りから東へ10分も歩けば近鉄古市駅に出ますが
その古市駅からちょっと東へ行った所にある
 カフェ マチュカ




   もう1年以上前に通りかかったことをふと思い出して
   行ってみたら、蔵を改装した落ち着いたカフェでした。

   スーパー玉出の東隣です。

   お腹はいっぱいだったのでお茶だけいただきましたが
   何だかワッフルみたいな甘いいい匂いもしてましたので
   今度食べてみようかと。



2階に座らせていただきました



フレーバーティーのシナモンジンジャー 500円




2階から

2013年3月29日金曜日

百舌鳥古墳群2~定の山古墳

中百舌鳥へ用事で来たついでに、せっかくなら
桜の咲いてる古墳はないかなと思って寄ってみたら
綺麗だったのがこの定の山古墳(じょうのやまこふん)


手前に短い前方部のある帆立貝形前方後円墳
復元全長約69m 5世紀後半
 


城の山公園内に保存されています
右端に説明板有り


桜が綺麗な公園なので、結構人がいました。
多分古墳という認識はあまりされていない感じで、
草すべりに良さそうな段ボールの切れ端がたくさん
ありました。

桜が綺麗だと写真を撮ってもそれほど違和感は無い
ですが、こういう子供が遊んでる横で古墳などを撮る
時は不審者と思われないかちょっとドキドキします;
古墳だと認識されてるといいのですが;
女で良かったと思う瞬間です。
男の人は子供の近くでカメラぶら下げてるだけで不審者
メールで流されたりするので、くれぐれもご注意を。



墳丘から東南方向に土師ニサンザイ古墳が見えます


中央奥が土師ニサンザイ古墳


三井住友銀行中もず支店のすぐ裏にあります。

南海中百舌鳥(地下鉄・なかもず)駅からは徒歩約15分。



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2013年3月28日木曜日

三輪山

去年桜がとても綺麗だったので、時折小雨が
降る中三輪山に行きました。

でも、少し早かったようで、三分咲き位でしょうか;



大神神社から山辺の道を歩きます。

大神神社


大神神社から狭井神社へ行く途中辺りにある
大美和の杜からの展望
天気が良ければ大和三山が美しいのですが・・・

 
山辺の道の道標
(小林秀雄氏揮毫で3つあるうちの1つ)
山辺の道の定番的写真ですが、手前に溝フタがあります;



大神神社から山の辺の道を30分程歩くと
桧原(ひばら)神社に着きます。



正面奥が拝殿
 
拝殿

桧原神社は伊勢神宮が伊勢に移る前に、ここに祀られていた
といわれ、元伊勢とも言われています。

清々しい広場のような感じの神社で、天気が良ければ二上山が
よく見えます。

この神社のすぐ横に桧原お休処という茶店があるので寄りたか
ったのですが、雨だからかお休みでした。残念;




ここから山辺の道を引き返して20分程歩くと
狭井神社に着きます。


正式名は狭井坐大神荒魂神社


狭井神社は、病気平癒の湧水がいただける事で有名です。

もちろん、ほんとにくせのない美味しいお水なので、普段使い
に汲んで帰る方も多いと思います。
ポリタンクを台車に載せて運んでる方もよく見かけます。
無料です(私はお賽銭を入れます)。

私のお世話になった方が大病を患われて食事があまりできない
のですがここのお水が好きだと言われていたので、たまにですが
お水をいただいてお見舞いに行きます。

人にあげる時や入れ物がない時は、社務所でペットボトルに入った
お水が買えます(大300円 小100円)。
でも、ほんとにお水を入れただけなので、日持ちはしませんとのこと。

この神社には駐車場などありませんし、近くまで車で来ることも出来
ないので、大神神社の駐車場まで歩くことを考えて汲みましょう・・・



右手から三輪山に登れます
左の社務所で受付
正面拝殿の左奥でお水がいただけます

この神社がいつも人が絶えないのはお水だけでなく、ここから
ご神体として入山禁止の三輪山に登れるからです。

入山料300円を支払い、色々な注意事項などの説明を受けて
入山できます(受付9時~14時)。
水分補給位は許されますが飲食禁止、もちろん撮影禁止。

去年の夏登りましたが、登って降りて2時間はかかりました。
奥つ磐座・中つ磐座・辺つ磐座などの磐座があるだけに、岩の
多い山に思いました。
展望が開けた所はなかったです。

パワースポットだとかで、若い人も結構いました。
裸足で登っている人もちょくちょくいましたが(テレビで裸足が
良いと言ってたからと言ってました)、神様の山なので裸足など
もってのほかとも聞きますので、痛いし白足袋でも履いた方が
良いと思います。
そのガッツはすごいねんけどなあ・・・;







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2013年3月26日火曜日

ハッピーバースデーゴロ

3月25日はゴロの誕生日で、1才になりました。


お気に入りの爪とぎの上で




ゴロは姪っ子の学校の敷地で母猫が6匹くらい
子猫を産んで住みついていたところを引き取り
ました。


お気に入りのエビのおもちゃ
何がそんなに魅力なのか全く不明・・・
引き取ってすぐに獣医さんへ連れて
行って、生後1ヶ月位かなということで
3月25日。


貰ってきてすぐに風邪をひいて体重が
減ってしまったのがうそのような
4.8キロの猫に育ちました。



先にいた猫の名前がココで55、じゃあ
次は56ということでゴロ、ではオス猫、
と貰う前から決まっていました。

でも、語感がココとゴロでは似すぎて
いるので猫達は区別出来てないんじゃ
ないかと思います・・・



ともあれ、また元気で1年過ごして欲しいものです。




今ではゴロの方が大きくなりました



2013年3月21日木曜日

拉麺小路

行こうと思っていた店が休みだったので
急遽行ったのが京都駅ビル10Fにある
「拉麺小路」の麺屋いろは


祝日だからか夜8時過ぎでも少し並びました



左:富山ブラックラーメンにねこまんま付き 800円
右:味噌ラーメン 850円


富山ブラック(醤油)と塩だしがお薦めみたいでしたが
味噌ラーメンはとても美味しかったです。




ねこまんまは海苔と胡麻ご飯にラーメンの汁をかける
あんまりネコはカンケー無いかも;





味噌は生玉ねぎのみじん切りが美味しいけど
食後に予定がない人向けです;;


拉麺小路に入っているお店は4,5年前に来た時より
かなり変わってる感じでしたが、前に入った札幌の
「すみれ」がありました。

ラーメンの味はあまり記憶に無いのですが、欧米人の
おじさんが焼飯だけ食べていたのを覚えています。

拉麺小路に来て焼飯だけ食べてもモチロン良いのだけど
おじさんが店員さんにカタコトの日本語で話しかけて
食券を買ってたので、英語がわからなくて暑い中汗流して
ホットコーヒー飲んだり、巨大なセットメニューを食べる羽目
に陥ったことのある私は、ほんとに焼飯で良かったのか?
おじさん・・・と心配してしまったので覚えてるのです。

まあ単なる焼飯好きなおじさんだと思うので、大きなお世話
だと思いますが~





2013年3月18日月曜日

天理を巡る

羽曳野市のNPO法人フィールドミュージアムトーク史遊会
という会があり、見学会などよく開催されています。

3月16日(土)にあった「春の山の辺の道・天理を巡る」に
参加して歩いてきました。
天気が良くて程良い風のある日で、絶好の歩き日和でした。



天理駅からまずは天理参考館へ。



天理大学付属天理参考館
入館料400円



パンフレットには徒歩30分とありましたが、天理駅から
商店街の長い長いアーケードがあるせいか、そんなに
歩いたかなという感じです。



左:盛装男子埴輪 右:武人埴輪



鼻の穴も彫られている!


1,2階は世界の文化生活という民俗資料が主なコーナーで
3階が布留遺跡コーナーと世界の考古美術のコーナーで、
大変立派な埴輪が入ってすぐの所にあります。

群馬県出土の埴輪で、まさに教科書に出てくる埴輪OF埴輪
という感じで、特に武人埴輪の方は作った人のヘラ使いが
リアルに見えました。

どこまで復元とかしてるのか、してないのかわからないほど
綺麗な埴輪で、どのように埋まってたのかと思いますが、
考古学資料というより美術品として展示してあるようです。

天理参考館には、東大寺山古墳から出土した中平銘の
大刀があるとのことですが、特別な時しか展示されない
そうです。

卑弥呼の頃の中国の年号が刻まれているという大刀を
見る機会が早くあるといいなあ・・・




天理教本部のある一帯が布留遺跡だそうです



午後からは杣之内(そまのうち)古墳群の西山古墳から
(国指定史跡)。

西山古墳は日本最大の全長180mの前方後方墳です
(4世紀頃)。

しかし、三段築成の最下段だけが前方後方墳で、
2.、3段目は前方後円形という特殊な古墳です。
こんな古墳は他にあるんかな???

戦時中に対空砲の陣地にされた際に、竪穴式石室の
石材(柏原市産芝山石)が掘り出されたとのこと。


後方(円)部

右が後方(円)部、左が前方部



前方部を望む
こちら側だけ堀がある

西山古墳の北側に塚穴山古墳という石舞台古墳
と同時期くらいに築かれた、大きな横穴式石室を
持つ円墳があるらしいが天理中学校の敷地にある
らしい・・・ちょっと見たかったな;




西山古墳から西乗鞍古墳へ向かう道の右手に
小墓古墳が見え、道沿いにに説明板があります。


白い建物の向こうに見えるのが小墓古墳
前方後円墳(85m・6世紀前半)


西乗鞍古墳は天理大学のホッケー練習場の所を
入って行くとありますが、特に陵墓参考地とかでは
ないのですが、フェンスで囲まれていて離れた所から
見る感じです。

その昔昭和天皇がこの古墳から陸軍の指揮をなさった
という記念碑が建っているそうです。
この辺りで一番見晴らしが良い所にあるといういこと
だそうです。


前方後円墳(118m) 6世紀前半



東乗鞍古墳は山辺の道沿いにあります。

がしかし。

田んぼの畦道のような道から竹藪に入って行った
竹林の斜面に石室の開口部がありますが、石室は
中は広いものの、入口は人ひとり通るのがやっとと
いう程の大きさで、一人だったら絶対入らないでしょう;
この会で連れてきて貰ってほんとに良かったです。

山辺の道から竹藪に向かいますが
特に標識など無かったようです

人がいる辺りが石室開口部

石棺


ほぼ埋まった奥壁と天井石






ここから山辺の道を歩いて石上神宮へ。



拝殿は白河天皇が宮中の神嘉殿を寄進したという(国宝)


石上神宮は物部氏の総氏神として信仰され、また七支刀(国宝)で
有名な神社です。

3年前、平城遷都1300年記念行事の一環として七支刀の公開があり
抽選のハガキが当たったので見ることができました。
もちろん写真など厳禁なのでありません。

拝殿と本殿の間に禁足地があるなど、何となく謎めいて心惹かれる
神社です。


ここからゴールの天理駅へは歩いて30分位だったでしょうか。
一緒に歩いた方の万歩計によると約12kmの行程でした。

一人で歩くのも楽しいですが、一人で行きにくい所や自分では
思いつかない所に行けるのがこういう会の楽しさです。
ちょっと平均年齢が高そうですが~






 

2013年3月13日水曜日

信太貝吹山古墳

池上曽根遺跡からJRひと駅分北にある
信太貝吹山古墳(和泉市史跡)です。


JR北信太駅より徒歩約5分



府道沿いに説明板あり


大きなバスロータリーのすぐ横にあり、その横の
駐車場が円形にぐるりと廻っていたのでてっきり
円墳だと思っていたら、説明板には全長約60mの
帆立貝式前方後円墳とありました(5世紀中頃)。

江戸時代の一揆の時に、法螺貝を合図にここへ
集まったということから貝吹山という名前がついた
とのことです。

貝が潮でも吹き出すのかと勝手にメルヘンな
イメージをしてましたが、結構まじめな名前の
由来でした・・・



駐車ラインがカーブしています





今月はブログにも慣れてきてUPも増えてきましたが
古墳は1つだし、ねこは特に出番がないな・・・

ブログの名前まずかったかなあと思う今日この頃です。



 

舊府神社(ふるふじんじゃ)



信太貝吹山古墳から南へ5分ほど歩いた所に
ある舊府神社。

江戸時代の「和泉志」では、神功皇后の行宮
「小竹宮(しぬのみや)」の跡だといわれています。








境内には葛葉伝説に由来する白狐の化け石の
説明はありますが、他は特に何の説明板なども
ありません。

この地域の人達のもの、という感じの神社です。

車を停めれそうなスペースも無いですし、道も
細いので歩いて来て良かった・・・










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