2013年11月18日月曜日

平安神宮

近くのラーメン屋さんに食べに来たら休憩中だったので
平安神宮に散歩がてら数年振りに来てみました。


平安神宮は、1895(明治28)年、平安遷都1100年を記念して
平安京朝堂院の様式を8分の5の規模で再現して建てられたもの。

本来の平安京大極殿は千本丸太町交差点付近にあったとされ、
ここではありません。





應天門(重要文化財)






大極殿(外拝殿) (重文)
祭神:第50代桓武天皇・第121代孝明天皇




龍尾壇(重文)
分かりにくいですが大極殿前の朱色の柵のある壇


大極殿は、朝廷の儀式の中心が内裏の紫宸殿に移っていったことから
12世紀には火事で焼失した後、再建されることなく廃絶しました。


蒼龍楼(重文)
西側に白虎楼(重文)がある



夕方でしたがさすがに観光客が途切れることなく来ていました。

神苑(入場料:大人600円)には入っていませんが、亀岡の楽々荘の
庭を作った7代目小川治兵衞の代表作で、東・中・南・西の四つからなる
約1万坪の広さの池泉回遊式庭園(国の名勝)です。

むかーし入りましたが、とても広かったことしか覚えていません;

小川治兵衞は江戸時代から現在も続く造園「植治(うえじ)」の当主の名で
特に7代目が明治から昭和頃の数多くの庭の作者として有名なのだそうです。







2013年11月17日日曜日

亀岡・チンギアーレ

京都府亀岡市にあるチンギアーレというイタリアンレストランの
ランチチケットをいただいたので、ちょっと遠いですが行ってみました。



定休日:水曜日
ランチ/平日11:30-15:00/土日祝11:30-17:00
カフェ/14:00-16:30
ディナー/18:00-21:00


ここは楽々荘という明治時代の建物を料理旅館とイタリアンレストランに
改装したお店です。

ちなみにチンギアーレとはイタリア語で野生のイノシシのことですが
特に猪料理のイタリアンではありません;
料理旅館の方ではぼたん鍋が名物みたいですが~




玄関
兎の屏風が目を引く
レストランの入口はこの右側


















予約の時間まで少しあったので、お庭を散策させていただきました。

この楽々荘は元は田中源太郎という方の旧邸だそうです。

田中氏は今年のNHK大河ドラマで話題の新島八重の兄・山本覚馬などに
師事して諸学問を学び、関西有数の実業家として亀岡銀行(現在の京都銀行)
頭取などをつとめ、また現在のJR山陰線を作った方だそうです。




建物(玄関・日本館・洋館の3棟)は国登録有形文化財

700坪の枯池泉回遊式庭園は7代目小川治兵衛(植治)作
京都府名勝(文化財)
亀山城から安土桃山時代の石燈籠や鉄製井筒などを移設
 

この洋館もメニューによってはレストランになるらしい

生家を明治30年代後半に約5年かけて改装

お茶室もあります(右側)




イタリアンレストランはこじんまりとしてしていますが窓から庭園が見えて明るいです。

パスタランチ2,100円(土・日・祝は10食限定らしいです)美味しかったです。



前菜盛り合わせ
色々すぎて全部覚えていませんがプチトマトがとても甘かった



500円プラスのウニとカニとトマトのパスタ
奥の白身魚と水菜のパスタの方が私は好きです



フォカッチャとドライトマトのパンとオレンジピールのパン
美味しいパンです


ドルチェはティラミス・ドライフルーツケーキ・シャーベットの盛り合せ
これも美味しかった



駐車場側の玄関
(入るのは反対側の正面玄関から)



駐車場横の亀岡の名木のケヤキ
 

2013年11月12日火曜日

野菜食堂

近鉄河内松原駅から西へちょっと歩いた所にある
野菜食堂

食堂とついていますが、夜のみの営業です。


17:00~24:30(L.O.24:00)
火曜定休



たまたま用事で河内松原を通りかかった時にこの看板が目について
どうしょうかな~と思案した挙句、戻って入ってみました。

2Fもあります
もう少し西にある「串焼市場 江戸善」と姉妹店だそうです


野菜定食でもやってるのかと思いましたら、色々野菜料理を
出す居酒屋さんで、土曜日の6時ごろ行ったのですが結構
予約も入っているようで、じきに満席になっていました。



目で楽しむ 野菜握り盛り合わせ 
(左から椎茸・とうもろこし・茄子・芽葱・トマト)
奥の玉ねぎの丸ごと煮は玉ねぎの甘味がくせになる味で美味
(どちらも500円位だったと思います)


パスタや季節のご飯や天ぷら、ハンバーグ、コース料理など
色々なメニューがあって目移りしますが、概ね美味しくて
良心的な値段設定だと思います。

野菜中心なのでやはり肉食系の方は少し物足らないかも
しれませんが、お酒を飲む人も飲まない人も楽しいお店と
思います。



野菜グラタン ほとんど全部食べれます
かぼちゃ半分使ってるのに 680円
時間かかるのでオーダーするならお早めに;
 

ただ、ちょっと厨房が人手不足だったのか、料理の出てくるスピードは
ゆっくりです;
ゆったりと食べに行くことをお勧めします。
でも、お店の人が一生懸命気持ち良い接客をしているのがヒシヒシと
伝わってくるので、お客さんもみんな良いお客さんになるのでした。

食べそびれた銀杏ご飯や舞茸の天ぷらを食べに、また行きたい と
思っています。

2013年11月6日水曜日

銅鐸博物館

滋賀県野洲市の銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)
「銅鐸-日本最大銅鐸の里帰り-」(10/5~11/24)が
開催されています。



9時~17時 月曜定休
入館料 大人:200円
野洲市民は無料だそうです
 



この右手に宮山2号墳があります







1881(明治14)年に大岩山で偶然見つかった14個の銅鐸のうちの一つが、
野洲市HPより
現在日本で一番大きな銅鐸とされる大岩山一号鐸(弥生後期)。

大型銅鐸の中に中型、その中に小型の銅鐸が入れ子状態で埋まっていたという。

東京国立博物館に買い上げられたこの銅鐸と、水鳥絵画のある銅鐸以外は地元の発見者に交付されたが、知恩院に奉納された1個を除き散逸(現在推定を含む12個の銅鐸が明らかになっている)。

その銅鐸が初めて里帰りしたということで、私も銅鐸はよくわかりませんが、とりあえず日本一大きな銅鐸を見てきました。

134.7cm。
自分の背丈に近い感じで、とにかく大きかったです。
他に感想の言葉の出ない私・・・;







博物館入口にある復元銅鐸
実物より分厚いそうです
 



明治の銅鐸発見から81年後の1962(昭和37)年、新幹線建設工事に伴い、
明治の出土地点から約40mしか離れていない大岩山の丘陵斜面から
再び10個の銅鐸がやはり入れ子の状態で発見されました。

明治発見の銅鐸と似ていますが、やや小型で古い銅鐸銅鐸が多いことから
明治発見のものより先に埋納されたと考えられます。

合計24個もの銅鐸が発見された大岩山は、弥生時代の終わりに銅鐸が
集められて埋納されたと考えられるそうです。
その後、大岩山丘陵から平野部にかけて、古墳が連綿と築かれていきます。

ここは古代にはとても栄えていた所だったんでしょうかね~


この博物館では、常設展示室1で銅鐸全般、常設展示室2で大岩山銅鐸について
展示しています。

レプリカが多いようですが、置いてある説明のパンフレットも分かりやすくて
銅鐸のことがよくわかる博物館です。




野洲市キャラクター:ドウタクくん
行った日の午前中にバースデーイベントがあったようです
25歳オメデトウ・・・







宮山2号墳

1962(昭和37)年に銅鐸発見の契機となった土取り中に
発見された古墳です。

大岩山古墳群中最後の古墳だそうです。



国史跡大岩山古墳群8基のうちの一つ
     円墳(径:15m) 7世紀頃 

石を積みなおしている




石室内
花崗岩の組合せ式石棺


JR野洲駅から徒歩約30分位らしいですが、
車でないとなかなか不便そうな所です・・・




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2013年11月5日火曜日

信楽猫

信楽で買ってきた猫の置物。


 


信楽焼といえば狸ですが、定番の蛙の他、犬・猫・兎なども
ありました。

猫ってこんなポーズしないよねえ~と思いつつ、可愛いので
買ってしまいました^^;




離れて見ると、リスみたい・・・;

2013年11月3日日曜日

信楽めぐり

連休の初日に滋賀県の信楽に行きました。
狸の置物を買いに・・・


新宮神社

信楽高原鉄道の終着駅・信楽駅から西へ10分位の所です。
駅近くの甲賀市役所の辺りに無料の駐車場もあります。

この神社の手前(東側)の信楽町観光協会で散策地図など貰えますし
色々親切に教えていただけます。

ろくろ坂という散策路へは鳥居の向かって左手へ行きます。
他にひいろ壺坂・釜場坂というのがあって帰り道に釜場坂を通りました。


715年創建
御祭神:素盞嗚命・稲田姫命・大山津見命
 


境内に狸の置物がたくさん
狛犬も信楽焼















Ogama

かつて使われていた登り窯が見学できる
明山窯さんのギャラリーOgamaがあります。

9/16の台風で屋根が破損してしまったそうです
金土日祝日のみ営業 11:00~17:00


 






セルフオーダーのカフェがあります
左手にギャラリーがあります

信楽特産朝宮紅茶 300円
信楽焼のカップで美味しかったです




登り窯跡が滋賀県の史跡として残されている所も
散策路途中にあります。



信楽焼窯跡群
7遺跡が滋賀県の史跡として指定されている
 


登り窯があるところなのでちょっと坂道ですが、
普通の家とお仕事中の窯元さんが混在していて
面白い散策路でした。

連休初日で高速道路は渋滞で、信楽まで平日の倍くらい
時間がかかりましたが、信楽の町はのんびりしていて
良い所でした。




紫香楽宮跡(甲賀寺跡)

帰り道の第二名神の信楽ICの少し手前(南)にあったので、ゆっくり見学する
時間がなかったのですが、ほんの入り口だけ寄りました。
北側(写真右手)に上がって行くと礎石群があるようです。

紫香楽宮跡として1926(大正15)年に国の史跡に指定されましたが、実は
甲賀寺跡だったようで、本当の紫香楽宮跡はもう少し北にある宮町遺跡
というのが定説です。
観光案内所で貰ったパンフレットにはすでに甲賀寺跡としか載っていません。



742年紫香楽宮造営開始/743年大仏建立の詔
745年紫香楽宮廃都
「甲賀宮国分寺」か?

また今度ゆっくり遺跡見学に来たい・・・と泣く泣く信楽を
あとにしました。



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2013年11月1日金曜日

FLOUR(フラワー) 羽曳の里店

峯ヶ塚古墳の前方部のすぐ東側にある
フラワー羽曳の里店

狭山池のほとりの狭山店を載せたことがありますが
ここはパン・ケーキとカフェの他に和菓子とディナーも
あります(食べたことはないですが・・・)。




 






池を挟んで前の山(日本武尊白鳥陵)古墳が見える